Message
2008年07月09日(水) みっくちゅじゅーちゅ
IMG_2739.jpg 640×480 42K
「手紙」のミックスダウンが終わりました。

ミックスダウンというのは、言ってみれば、曲に対する最後通告な訳でございまして、もちろんマスタリングという最後の審判もありますが、それでも、曲のサウンドの方向性だとか、バランスだとかの重要なファクターはそこで決定されてしまうわけでございます。

ミュージシャンにとって、とかいう風に一般化してはいけないな・・・僕にとって、それは、どのような将来でもあり得るなと、夢見がちであった学生時代のお気楽なモラトリアム状態から、その内のどれかに内定を出して、きっちり具体的に就職先を決めてしまわなければならない、要するにはっきりと答えを出してしまわなければならない、楽しくもどこかものさびしい作業でもあるわけです。

一つ答えを出すと、ほんとにこれでいのか?この曲にとってこれが最適で最良の選択なのか?という声がどこからか聞こえて来ます。

卒業前に「俺本当にこの会社でいいんだろうか?そもそも俺サラリーマンなんてやりたかったっけ?」と自問する大学4年生に似てなくもない。

そこに、色んな人の意見もはいります。それぞれに思い入れがあり、曲を愛すればこそのこだわりがあります。

そんなこともあり、答えを一つにせず、たくさん出すこともあります。

要は、色んな種類のミックスを作って後で検討するためです。内定出来るだけたくさんもらって安心するようなもんです。ほとんどのセッションで、このようにするのが当たり前でしょうね。

昔はミックス前にエンジニアの人に言葉で具体的な示唆を与えたりしてました。しかし、最近それはどうかなと思うようになりました。言葉って所詮論理的思考に訴えかけるツールでしかありませんで、ともすれば、投げかけられた方がその言葉に縛られて、その人のもっている言葉を超えた感性の自由度を下げてしまいはしてないかと思うようになったからです。

かといって、丸投げっていうわけにもいきませんしね。むずかしいところです。

ここ最近お世話になっている藁谷くんは僕と同世代の大人なので、そこら辺の機微が伝わるのでありがたいです。持ち前の感性を信じてるからこそ任せているわけで。

「いいかんじで!!」ってしか言わない僕の責任放棄ともとれる、いいかげんな言葉のウラに潜むもっと言いたいけど言えない言わないもがきを察知してやってくれていると勝手に勘違いしております。

で、そんなふうに、様々なフレーズに対する執着心に迷いながら行う楽しくも苦しいこの作業の果てに、一体何のためにこれをやってんのかという、素朴な問いかけがあります。入り込みすぎると、そこを忘れてしまいます。

答えは一つ。聴いてくれる人のためであります。

どうやったら一番いい形で、この曲の伝えたいことが伝わるか。そこにたどり着きます。

「俺この会社でいいのか。俺はこれで幸せなのか?」って言う問いから、「俺はこの仕事を通じてどれだけ人の役に立てるだろうか?」という問いかけに変わった途端、道が自ずから決まっていくようなものかも知れません。就職したことありませんすいません。

何にせよ、ミックスは終わり、後はマスタリングを待つのみです。

ああ、つかれたのしかった。

今日の一曲
ONE HUNDRED WAYS Q.JONES


2008年07月11日(金) おにぎり1570
20071230002930.jpg 320×240 23K
今年は、日本人がブラジルに移民して100年目です。

皇太子が訪問されたり、宮沢和史さんが、移民した人をテーマにした曲を作られたり、結構活発な動きがあります。

そんな中、朝日新聞(東京版)に、僕が通っているスピリティズムのセントロの月に一回のホームレス支援の記事が掲載された。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000807080001

先月の最後の日曜日に、女性の記者の方が取材に見えた。

僕の日記にたまに登場する、エミリアのことが書いてある。

主催者であり、「手紙」の詞を訳した角さんも登場する。

実は、日本語が流暢そうだって言うんで、僕も取材を受けた。

「お名前は?」「ヒグチです」「下の名前も良かったら」「リョウイチです」「ご職業は?」「・・・・一応音楽やって食ってます。」「・・・て言うことはミュージシャン、ということですか?」「はあ・・・まあ・・・」「・・・・」

良かった載らなくて。樋口了一(自称ミュージシャン44)とか紹介されなくて。

この記事にも書いてあるけど、「人を助ける」っていうのは「いいこと」だって僕らは教わりますけど、ここで活動しているブラジル人は、それを特別なこととは考えていない。日常生活の一部みたいなものになってる。

日本が貧しかった時代。僕ら日本人も、助け合うっていうことが当たり前の時代があったんだろう。「困ったときはお互い様」

彼らは、決して自分たちが経済的に余裕があるわけではない。どっちかっていうと、厳しい。家族をブラジルに残し出稼ぎに来ている人も少なくない。

それでも、少ない休みを削ってここに来て、活動を続けている。特別な気負いもなく、普通のこととして。そして、明るく楽天的。

ぼくはここに来るのが気持ちがいい。なんか、子供の頃に戻ったような気持ちになる。肩書きも立場も忘れて、ただの人間に戻れるような気がする。

夜勤明けで、2時間の道のりを寝ないでやって来て、おにぎり1500個分の米を淡々と炊いて、帰っていく人がいる。ハードロックが好きで、僕はよく彼と70年代のロックの話をする。

宗教的な匂いのすることに対して、あまり深入りしない日本のマスコミのスタンスとして仕方がないけれど、スピリティズムに関しては残念ながら記事では触れていない。

日本では、スピリチュアリズムという言葉が一般的です。僕の個人的な意見ですけど、スピリティズムもスピリチュアリズムも、いっていることは同じなんです。僕も特に呼び方にこだわりはありません。ただ、こうして何かのアクションを起こしている人に数多く触れるにつけ、スピリティズムの言葉の元に集まる人たちの方がより教えを実践に移すということに重きを置いているように思えてしまいます。

僕ら数人の日本人と、ブラジル人は、人間が肉体を超えた霊的な存在であり、全ての生命は神の子供として同胞なんだっていう考えでここに集まっている。

別に何教徒でも構わない。スピリティズムの行ってることが正しいと思うのならば。

それを苦しみの状態にある人に伝えるためにやってるともいえる。

なので、おにぎりを配る時に、毎回、ブラジルで出版されている様々な霊からのメッセージを、角さんが訳してホームレスの人たちに配っている。

これ、実は僕も毎回楽しみなんです。余ったらいつもいただいて持って帰らせてもらっている。

僕のお気に入りの一枚を紹介します。

フランシスコ・カンディド・シャビエル という、ブラジルで最も尊敬され、知らない人がいない霊媒の人を通じてもたらされたエマヌエルという霊からのメッセージです。

確実な支え

あなたの希望が全く消え失せてしまっても
影にさえぎられてしまうことで
負けてしまわないで下さい。
できる限りの善を行い、前に進んで下さい。
闇の中を手探りで進めば、石やとげで傷つくこともあるでしょう。
しかし、平静と勇気を持ち続けて下さい。
なぜなら、あなたの前進に抵抗する力とは、あなたが勝ち得た謙虚さと忍耐を計るための要素であるからです。
苦しみながらも、仕え、進んで下さい。
あなたを守るこの世のあらゆる手段が失敗に終わったとしても、
あなたに確実な支えである神がついてくれていることを忘れないで下さい。

エマヌエル

現在男性用の夏もの中心に、古着募集中。靴も。後お米とか何でも役立ちそうなもの送ってくれる方いらっしゃいましたら、是非下記までお願いします。
〒272−0143 千葉県市川市相之川3−13−20フラットトップバレー101号
スピリティスト・センター 宛
電話047−359−1918

お手数ですが日曜日着でお送り下さい。すいません。
http://www.spiritism.jp/jpn/jpnovo.html

今日の一曲
足跡のない道 宮沢和史             

2008年07月29日(火) あれよあれよ
と言ってる間に、7月が終わりますねえ。

久しぶりに大きく空けてしまいましたが、皆さんお元気ですか?

スピリティストセントロに古着を送って下さいました方、ありがとうございました。

皆さんの好意は、きっちりと届いております。

実は、この間に「手紙〜親愛なる子供たちへ〜」の最終マスタリングも終わり。

実は、発売日も軽く決まりました。

詳しいことは、もう少ししたらお知らせいたします。

もうすぐ、大分トキハ会館でのライブでございます。8月3日です。

そのあと、15日の定例ライブが、7thで行われます。

メンバー共々頑張っておりますので、どうぞお楽しみに。

みなさんも、暑さに負けず、頑張って下さい。

焼酎しょっちゅうお見舞い申し上げます

今日の一曲
暑中お見舞い申し上げます   キャンディーズ

Archives 200303 05 06 07 08 09 10 11 12 
200401 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200501 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200601 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200701 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200801 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200901 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
201001 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
201101 02 03 05 06 07 09 10