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2006年02月08日(水) 札幌〜八戸
2/2から2/5にかけて、札幌、八戸ツアー行ってきました。

もうゆっていいらしいので、いいますけど、こんどDVDを出すんです。

去年の、時計台でのライブの。時計台ライブ60回記念で。

そんで、それと同時に、WORDS OF LIFEの500枚限定で出してた方の、初期バージョンを、完全復活収録することになり、この曲ができるときに、大きく関わっている、鈴井さんと、北川さんと、対談しにね、行ってきたですよ。

私ね、こういうタイミングだけは外さないんですわ、昔から。

ゴクカンの地に行く前の日、39.2度の熱を出し、インフルエンザではかろうじてなかったものの、部屋にいても、歯の根が合わないガチガチ状態で、「明日、ライブのときに着てた、シャツで、外で撮るから、ジャケ写。」みたいな事気軽に言われ、誕生日に死ぬのかああ。と感慨に耽りながら、まだ暗い、早朝6時に家を出たのでした。

ので、薬のせいで、対談の画は、僕だけ汗だくになってますので、よろしく。

鈴井さんとは、去年の祭り以来なので、4ヶ月ぶりだった。

楽しいものになったので、楽しみにしていてください。

あともうひとつ。『ほのうた』ですが、これもこのDVDに、同時収録されます。

変わった形でって言ってたのは、実はこの曲には、クレーアニメーションが着きます。

あの、ねんどの動くやつさ。ビフィズス菌さ。古い?。んじゃピングーさ。

これ去年打ち合わせたんですけど、ねんどアニメーターの石田さんという方。クレヨンしんちゃんの、劇場版などを手がけられている方だそうです。

失礼な言い方なのかわかりませんが、子供がそのまんま大人になられたような、夏休みの森で、麦わら帽子かぶって、虫取り網もって、走り回ってるときに絶対に会ってるような気がしてしょうがないというか、銀のエンゼルの、小日向さんと、コウガミショウジさんのにこやかな部分だけを、厳選してキャラクタライズしたようなというか。

そんなストライクな、かたで。

ただ、話を聞くだに恐ろしい。一日に撮れて、10秒。一週間で一分。...だから、4分の曲だと...いっかげつ!!かかるんです。

こっちが、軽い気持ちで、そこブレイク作ろうかなんてスタジオで言うと、それだけで、行程が一日延びるんですよ。

すごい世界だ。

僕にも、そのアニメの世界に歩み寄ろうとした思いが、あったのかどうかわかりませんが、アレンジの途中から、色んなSEが頭の中に聞こえてきまして、一つ思いついたら、芋ずる式に効果音が止まらなくなりまして、今回の「ほのうた」は、おもちゃ箱をひっくりかえして、お母さんにおこられて、片付けしてるような、楽しさがあふれている事でしょう。どんなやねん。

僕と、ZOEYのデュエットです。びっくりした?

おっさん独りで歌うのもねえ、こんな曲だしさ。

今日の一曲
「ほのうた」 樋口了一

2006年02月12日(日) それで
それで、 DVD収録の対談は、もう二つありまして、一つは、「ほのうた」の発端となった「ほ」という書をお書きになった、からすさんという、DJの方と、「ほ」の絵本の絵を描かれた、みっちゃんという方です。

お二人には、去年の時計台ライブのときに初めてお会いしまして、以来二度目でございました。なぜ私が、この曲を作る事になったのか、その経緯がわかります。

経緯つったってそんな大げさなもんじゃないですけどね。

最初にからすさんが、何の気なしに書いた、「ほ」って言う文字に、みっちゃんの絵が付いて、絵本になり、それに僕の歌が付き、その歌をもとに今度は石田さんのクレーアニメーションがつくという。

イマジネーションの連鎖。

どんどん広がって欲しいものです。

最初、からすさんと、みっちゃんが僕の曲を聴いたとき、「樋口さん、私たちの絵本、ほんとに読んだのかなあ?」って思ったそうです。

なるほどうなずける。

絵本の内容からは、大きく逸脱してますもん。

でも、このはみ出す事って、次にバトンを渡す意味においては、結構面白い事になっちゃうんですな。

伝言ゲームで、こいつさえいなきゃ、ちゃんと伝わったのにってやついるでしょう。

そんな人に、私はなりたい。

実際、テーマがシンプルであればあるほど、想像の輪は、止めどもなく広がっていってしまうんですな。なんつったって「ほ」だけですもん。手がかりは。

結果、今度は、僕の曲をもとに、みっちゃんが、絵を描き、からすさんが歌詞を書にした。

ここから、この「ほ」の連鎖は、どこまで行くのでしょうか?

楽しみです。

今日の一曲
Beatles All Together Now

2006年02月24日(金) 鳥居のおりんぴっく
人並みに見ております。

メダルが一個もない、っていうのもライブドア株みたいに底を打った感があって、次への励みになるんじゃないかと思っとったら、

でましたね。荒川さん。

無欲の勝利というけれど、山ん中にこもって、一人っきりで浮き世の煩悩から隔絶されてっていうんだったら行ける境地かもしれないけどね。

観客は煽るわ、テレビはうるさいわ、ほかの選手はがんばってるわ、大泉は映画でるわで普通にしてたって、みこしの上に担ぎ上げられる。

スポーツとはいえ、パフォーマンス性が高いフィギュア。一人一人が絶対君主のような表現者なんですよねあの方たちは。

自分のパフォーマンスによって、観ている人たちを魅了して、世界を自分の色に染めてしまいたいっていう、我の塊のような衝動と、他のいっさいに惑わされず、平常心で自身と向き合わねばという、矛盾した二つの心。

この二つの感情のさじ加減で、決まるんですよね、結果って。

どっちがどれだけなんて分量なんて決まってないし、人によって違うだろうし、状況によっても変わるしねえ。ほんにミズもので。そのさじ加減が最もうまくいったのが荒川さんだったんでしょうね。

こんな私も、そんな表現者の端くれで、なもんで今回の日本3選手のみなさんの心の動きみたいなものが、結構痛かった。勝手にわかる気になってみてたから。

僕の場合は、自分のライブにおいて、「私の世界に酔いやがれ」は、小さじ3分の1ぐらいでいい。

これが多すぎると、まず第一に、声が早い段階で嗄れる。売り切れる。テンポが上がる。MCが早口になる。

単独のライブでは、この分量を間違える事はあまりない。最近は。

結構多めになってしまうのが、対バンのとき。特に若い頃はあったな。

ほかのバンドが気になって気になって、自分の歌を歌うなんて事どっか行っちゃって、他よりも、どうしたら、より目立つか、アピールするか、笑わせるか、感動させるか、だけになっちゃってね。

そんな感情が、プラスに働くタイプの人もいるんだろうけど、僕の場合は、まず全然駄目ですね。

そんな思いにとらわれてるとき、目は外にばっかり向いていて、自分の中身は空っぽなんですな。んで、その空洞を埋めようとして、必要以上に力んで声を張り上げて、声が終わる。

なんて事を、結構繰り返してきた。

今回、安藤選手はいい経験したと思うな俺は。「こうなったら、4回転して、アピールしてやろう、なんかやってやろう」って言う気持ちは、すごくわかるし、日本人全部がおんなじ思いで見つめていたですよね。

でもね、こんなときなんですわ、「私の世界に酔いやがれ」の分量が多くなるのが。

4回転失敗した後の、彼女の演技は、声がもう売り切れているのに、あと10曲も歌わなきゃなんなかったライブを追体験しているようだったです。

でも、これは将来につながる演技だと思うな、だって、これから先なんかあったとき、いつでも、このトリノの自分を思い出せるじゃん。

思うんですけど、結局、誰かに何かを伝えるためには、自分の内側に深く深く入っていく以外に方法はないんだよね何も。でも、観ている人は、自分の外にいる。だからついつい間違えちゃうんだよね、方向を。

これって財産だよね。経験っていう。がんばれ安藤。

前置きが長くなりましたが、3/19に恵比寿のSWTCHで、定例ライブやります。さじ加減は間違えません。なぜなら、

私にもあるからです。昨日の安藤選手のようなライブの思い出が。

1996 2/29 新宿リキッドルーム。

財産です。

PS  個人的には、村主選手のパフォーマンスが一番ぐっときた。点数が低かった理由が、審査員が、日本的表現というジャンルにカテゴライズした結果にあるとしたら、納得できん。振り袖着て踊ってるわけじゃあるまいし。でも、あの顔を見てると、東芝時代一緒だった、熊谷幸子さん思い出すんだよなあ。

今日の一曲
風と雲と私 熊谷幸子

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