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2005年05月11日(水) いろいろ
前回、かきこんで、すぐまた体を壊して、その間、時計台ライブ、岩手北上でのイベントと、ありまして、おかげで、すっかり体重が以前に戻って参りました。

冗談半分で言ってた、春先に体壊してやせる、っていうパターンを,今年もやってしまった。

3月から、体調がまともだった期間が1週間ぐらいしかなかった。とほほ。

最後にやったのが、子供からもらった,風邪。

しっかりいただいちゃいました。

嘔吐、発熱、咳、副鼻腔炎 と、順を追って、日替わりメニューのようにたち現れた。

時計台ライブ。楽しかった。あの,礼拝堂のような、厳かな雰囲気の中に、木のやわらかな、ナチュラルエコーがかかった自分の声が、お客さんの意識とともに、とけ込んで行くのがわかった。

実は,あの時、頭の中にガムが詰まってるような状態で、飛行機が着陸するときの、鼓膜が圧迫される感じがずっと続いていて、耳が、よく聞こえなかったんす。

人間そんなときって、多くを望まないもので、

「音程だけわかればいいですんで、それ以外は何ものぞみまへん。」

と謙虚な姿勢で,歌っておりました。

RICKYさんに聞いたら、出来は悪くなかったと言っていた。

僕はもう,ピッチをあわせようとすることだけで精一杯で、ほかのことを考える余裕がなかったんだけど、

それがかえってよかった?

期せずして雑念が取り払われた?

わからない。ただひとつ言えることは、「なにぬねの」が抜けなかったことだけ。

新曲を,二曲。「札幌」「ほのうた」。

札幌の人の前で、「札幌」の歌を歌うなんて言うのは、釈迦に説法か。

なんて思ったんですけど、あの曲はあくまで、今まで僕があの街で出会ってきたたくさんの人たちへの手紙のような曲なので、的外れだろうと、偏っていようと、それが僕にとっての札幌という街の印象なんだし、それはそれでよかろうと。

とおもって、やってみて、アンケートを見たら、「札幌」の人気が一番でした。

よかった。作って。

ライブをやって,新曲の評判がいいというのは、やる方にとっては、すごくうれしいことなんですな。

「ほ」のうた。

これもなかなか。むくつけきおっさんなんかがいがいといいなんつってくれたりして。

発注した藤井さんにしてみれば,もうちょっとシンプルなものを求めていたのかもしれないんだけど、

こう,どうしてもストーリー仕立てになってしまうんだよね。物語好きなもんで。

絵が浮かぶって言ってくれる人が多かった。

僕も浮かばせながら,作ってました。

いやしかし,なんとか無事に終わって、

「ほ」っとしてます。

今日の一曲 
恋の街札幌 石原裕次郎?

2005年05月14日(土) 1/6の夢旅人に決まるまで
5/5の時計台ライブのおり、直前までバタバタしていて、なにがなにやらというかんじだったんですが、

気がついたら、ファンの方からプレゼントらしき紙袋が手元にあった。

中をあけると、CD−Rとカセットテープが二本。

定期的に、過去の詳細なデータなどをよくもらう,ペン銀子さんからでした。

そんで,私の、自分に都合のいい風に書き換えられた,記憶の間違いなどを,指摘してくれる。

そう,この間のHTBの生で、「1/6の夢旅人は、どうでしょうの本編では一度も使われたことがない」と言った私の発言が、間違いであるという指摘と、その証拠VTRをDVDとして、送ってくれた。

どうもありがとう。どうもこれは、ひとから又聞きした情報を、私が,よりセンセイショナルな方向に、記憶に,ファイルしたものと思われます。

さて、

記憶違いは,これだけではなかった。

「1/6は出来上がった次の日、生本番中に,電話してきた鈴井さんに直接歌って聴かせた。」

これ、うそです。

いやしかし、人間の記憶っていうのは、ほんっっっとあてになんないね。

この嘘が,発覚したのが、いただいたDVDと一緒に入っていた、二本のカセットテープ。

なんと、私がピンチヒッターした、GOISの1997年8月27日と,28日の放送がまるごとはいっておりました。

そんで,8月27日の放送で、僕は,確かに1/6の夢旅人(もちろんその時はまだタイトル未定)を生お披露目しているが、それは,単に ON AIRのみで、鈴井さんはちっとも電話口で聞いてない。

話をしたのは、おそらく、前の日だったんだろう。

そんでもって,しゃべりも軽いし、(いまもかるいが)何故か,本番中に,納豆にヨーグルトかけて食わされてるし。演奏自体も,作ってすぐということもあって、間違わないことを、最善とした、守りの演奏になってるし、声もうわずってるし。

僕の頭の中にあった、力強く,朗々と歌い上げる1/6を、鈴井さんがスイスの公衆電話の受話器に耳を当て、聞き入っているという、神話化されたイメージは、見事に崩れ去った。

歌詞も今と若干違う。 

誰かを愛することが 誰かを信じ続けることが なによりいま 僕の体支えてくれるんだ

と歌っていた。

笑ったのがタイトル。

これは,予想外にいっぱいFAXが来たんだった。

ここに,番組に来た,タイトル案を、このテープでわかる範囲で列挙してみよう。

「おもいのままに」「あさはやってくる」「僕の涙は君の笑顔」「朝焼け」
「サイコロのせいかしら」「涙のダイスワールド」「ワールドオブダイス」
「アラウンドザスマイル」「ダイスブリザード」「カジノパラダイス」「フリーウェイ」「ダイスダイスダイス」「1/6の夢旅人」「ワンズデスティネイション」
「輝き続けるとき」「サイコロの旅人」「サイコロはいじわる」「ダイスインザダーク」「ダイスパートナー」「ダイスネーチャー」「ダイスフィーバー」「新しい明日」

こうしてみると、やはりみんなサイコロにこだわっているのがわかる。その中で、それを,1/6と置き換えた、あのタイトルは、光って見える。

っていうふうにおもうのも、これだけ浸透しているからで、「ゆめたびびと」っていいにくいなあ、とか、文句言ってる当時の自分。

別に僕は,この曲を、どうでしょうのテーマソングにしてもらうつもりも、こんなふうに、歌い継がれていくものだとも、全然思っていなかった。

ということは、その場の軽いノリで、ウケ狙いのタイトルを選んでいた可能性もあったのだ。

もしかすると、僕は、ライブのクライマックスで、こう叫んでいるかもしれなかったのだ。

「さあ、それじゃあ,みんなで歌おう!! 『サイコロのせいかしら2002』だあー!!」


おそろしや。

今日の一曲
ビーチボーイズ 「ダンスダンスダンス」

2005年05月24日(火) いろいろ
ちょっと前の話になるんだけど、

5月8日に岩手の,北上っていうところで,イベントやったんですよ。

来た人はもちろん知ってると思うんだけど。

その時の,控え室に、同じ敷地内にあった,カラオケボックスの一部屋をあてがわれたんです。

んで、最初はおとなしくしてたんだけど、目の前にででーんとある機械がなんか手持ち無沙汰そうに見えて、 Tさんが,それを察して、マイクを借りてきた。

カラオケなんて、何年ぶりだろう。覚えてないぐらい久しぶり。

採点なんてあるよ。へええ。やってみよ。

「またあう日まで」尾崎。

1000点満点の,666点。

オーメンか。

てな感じで,一人で盛り上がって、「1/6 2002」どんな映像か見てみよう。

なんつって、自分が書いた曲の映像を,片っ端から見始めた。

TOKIO SMAP KINKI 鈴木雅之 竹内めぐみ・・・

イメージぴったりのものもあれば、なんかちがうんじゃないの?っていうのまでいろいろあった。

その時,僕が最も気に入ったのは竹内めぐみの「孤独日和」という曲のビデオで、すばらしく,歌詞の世界をなぞっていて、「これは,監督した人が曲に相当思い入れてるなあ。」なんて、きいたふうなコメントをしておりました。

本番も終わり、その部屋に戻ってきて,帰り支度を整えている時、もう一度「孤独日和」のビデオが見たくなり、入力する。

オケとともに,映像が流れ始める。

・・・・・???あれ??

T さんと顔を見合わせて、「なんかさっきとちがわねえ?」

妖しげなライトに照らされた女性が、悩ましげに、腰を揺らして踊っている。延々と。

????

もう一度最初から。えい。

・・・・また違うビデオ。

もういちど。

違う。

そこら辺で,ようやく気づいた。

カラオケの映像って、っ固定されてる訳じゃないのね。

ランダムなのね。流動的なのね。出会い頭なのね。一期一会なのね。

カラオケ好きのあなた。何を書いてんだこいつはと,思っていたことでしょう。

でもしかし,僕はその時初めて知ったんですもの。Tさんも。

「これは,監督した人が曲に相当思い入れてるなあ。」

と、感じ入ったこのコメントはどこへ行けばいい?

でもね、その最初に見た絵っていうのがほんとによくてさ。

都会の雑踏のなかで、携帯を落とした女の人が、しゃがみ込んだ瞬間、ちいさいころ、河原の道で,大切なペンダントを落として泣いている自分がフラッシュバックして、その河原で,泥に埋まった,ペンダントを見つけると,目の前に少女の頃の自分が立ってて笑ってるっていうかんじのさ・・・

一期一会だったのね。

しらないことっていっぱいあるです。

PS メーカーによるんだろうけど、僕は、テレビのリモコンの電源スイッチ以外の、チャンネルのところを押しても、テレビがつくっていうのを、この間、子供が、やってみせてくれて初めて知った。恐るべし,SONY。

今日の一曲
竹内めぐみ 「孤独日和」

2005年05月26日(木)
5/22。府中でのインストア。2回まわし。来ていただいた方々、どうもありがとう。

おじいちゃんおばあちゃんのたまり場になってんのねあそこ。

昼は,天気もよかったんで、足を運んでくれた人たちと、溜まりついでに見ている人たちとの醸し出す、和やかな気分が、気持ちのいい時間を作っていた気がする。

いろいろな感じって、いいよね。

うまくいえないけども、いろんな人たちが,好きにしてる感じのとこで,歌歌うのって
。んでもって,僕の歌を初めて聴く人、何回も聴いてる人、たまたま通りすがった人、赤ん坊のお守に利用してる人、盛り上がる気満々の人、寝る気満々の人 笑う気満々の人、歌う気満々の人。

インストアでは,終わると、たいていCDの即売&サイン会がある。

いつも長い列を作って,並んでくれる。

ものすごくありがたい。ほんとに。

で、握手。

1回のイベントで、100人以上の人と握手する。

この握手。いろいろ。

力強い握手。元気な握手。やさしい握手、静かな握手、恥ずかしそうな握手、あたたかい握手、焦った握手、落ち着いた握手。

この手で,お互い,いろんなことをしてきてる。

ほんとにいろいろだ。

そんで,そのいろいろが,これまたいろいろの僕の手と、重なり合う。

いろんないろいろが,ばーんとぶつかり合うのが,握手。

ごめんね ありがとう だめだよ そのとうり ばかだねい すごいぞ がんばれよ やすみなよ ゆかいだね かなしいね おこったね よろこんんだね きたないね きれいだね すてきだね うれしいね ゆるしてね

握手するっていうのは、だから、これからもいろいろ、よろしくっていうことなんでしょうね。

よろしくね。

府中名菓、武蔵野のなんとかっていうのをくれた人、どうもありがとう。うまい!!!

今日の一曲
I wanna hold your hand Beatles

2005年05月29日(日) YOKOHAMA
週末の、横浜方面の渋滞を甘く見ていた僕は、20分の遅刻。

着いてすぐ、会場へ。

いつものように、もうお客さんが待ち構えている。

公開サウンドチェック開始。

やってると,目のひだりはしに見覚えのあるシルエットが入ってきた。

あいつしってる・・・・そうだ、大学時代の同じクラブの、 Yだ。

関東地方の,こういうイベント、昔の知り合いが,見に来る確率が高い。

あるときは,偶然通りがかって、あるときは、ホームページで見て。

池袋のイベントのときには、高校以来会ってなかった、組んでいたデュオのかたわれが来たりした。

ちなみに、いまそいつは東京で,裁判官をやっている。

高校時代の,やつのあれもこれも知ってる僕としては、そんなやつが縁遠い司法の場にいるっていうのって、なんかホッとします。勉強だけやってたやつじゃないんでね。

んで、横浜。よおおおく見ると,全然違う人だった。

しかし、その錯覚は、虫の知らせだった。

その日、2回目のライブのあと、即売をやってる列に、20年ぶりに会う高校時代の、軽音楽部だった女の子・・・今は母、2人が並んでた。

これは僕の偏見ですが、久しぶりに会う人たちというのは、男は、まるくなり、女性はたくましくなっている・・・ことが多い。

いや,その二人も,すっかり,母のたくましさを身につけていた。

高校時代の、多感なころの万華鏡のように変わりやすい心。

それが、え?そんなことあったっけ?っていうような、揺るぎのない何かを手に入れている盤石の表情。

馬やらしい。じゃなくてうらやましい。

その次に現れたのが、大学時代の、一個下の、2人とも軽音の後輩S夫婦。3人の子連れ。

休みで,デパート来たら,偶然見たチラシで、やってきた。

やはり予知だった。Yではなかったですが。

「ひぐちさん、あんまり変わってないから,爆笑しちゃった。」嫁が言う。

なぜ爆笑? ゆるぎない何かは僕の顔には表れてはいない?

そして,さっきの僕の仮説を身を以て証明してくれているような、体型もキャラも丸くなった、S。

馬鹿なことばっかり真剣にやってた、コミックファンクバンドの、かぶり物仲間。肉襦袢ギター。今や,すっかりお父さん。

立教というところは、会社の社長の息子が結構いる。

そいつも今横浜でとある会社の社長をやってる。なんて漠然とした言い方。

んで、今回イベントやらしていただいている、山野楽器さんの現社長さんも、そいつと同級生。僕の記憶じゃ、ベーシストだったような・・・・

そんな不思議な縁を話しているうちにイベントも終わった。

僕ぐらいの年齢って、面白い。いろいろで。

高校時代の,同じ山岳部だったMは、卒業して、アメリカの大学に行って、その後、今話題のフランスの外人部隊に入ったという。

今どうしてるだろうか?

今日の一曲
BEATLES in my life

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